営業研修でヒアリング能力を向上させる方法

営業 教育・研修

ヒアリング 営業研修

ヒアリングができていないといくら営業をしても売り上げにはつながりません。ヒアリングができていない理由のほとんどが「ヒアリングでどう聞いたら良いのかわからない」「ヒアリングをするのは悪いことなので聞きづらい」といった基本的な理由です。

 

ヒアリング力が低い原因
・どのような聞き方をしたらよいのかわからない
・ヒアリングを悪いことだと誤認識している

 
このような原因を集解と認識した上で、営業研修でヒアリングの練習をしっかりできるようになると組織全体のヒアリング能力は上がります、

 

「もっとちゃんとヒアリングしなきゃだめじゃ無いか!」と口だけで言いながら具体的なヒアリングのトークや内容をしっかりと教育できていない営業マネージャーや上司が多いことに驚きを隠せません。このページでは営業研修で効率的に営業のヒアリング能力を伸ばしていく方法について解説していきます。

 

ヒアリングの項目を決定する

ヒアリングの項目に抜け漏れがあってはいけません。

特に最初は項目を増やしすぎると営業マンはなかなか全てを聞くことができません。提案に必要な項目に絞っていき、慣れてきたら深い部分までヒアリングできるようにしていきましょう。
 
初期段階では→ヒアリング項目は少なく
慣れてきたら→ヒアリング項目を増やす
 

【ヒアリングの項目例】
・何をしている人物か
・どんな課題を持っているか
・どんな提案を求めているのか
・購入するポイントはどこか
・どのように購入を決定するか
・購入する時期はいつか

 

ヒアリングの項目を決めると「とりあえず項目内容を聞いとけば良い」と考える営業マンがいますが勿論大きな間違いです。ひとつひとつの項目は100%自分の頭の中で理解できるレベルまで聞いて理解することが大切です。

POINT適当に理解するのではなく100%理解する

 

営業ヒアリングのトークを「具体的」に決めていく

ヒアリングの項目が決まったらトークをしっかりと決めていきます。例えば課題を聞くときに「どのような課題をお持ちですか?」という現場で全く使えないような定型のトーク内容を決めてはいけません。実際のトークでいきなり「○○さんはどのような課題をお持ちですか?」と聞かれたら唐突すぎて不信感になってしまうからです。

 

「今日はお時間いただきましてありがとうございます」
「昨日は電話に出れずに申し訳ございませんでした」
「今回はサイトを見ていただいてご連絡を頂いたということでありがとうございます」
「サイトの内容で特にどの部分に興味をお持ちいただけましたか?」
「○○にご興味がおありなんですね」

 

など、いきなり課題を聞くのではなく、トークの中で自然に課題を特定できるようなトークを決めていく必要があるのです。ヒアリング項目だけを作って「さぁヒアリングしてこい」ではなく、現場でしっかりとナチュラルに誰でもスムーズにヒアリングできる内容のトークを開発していくことが最も大きなポイントとなるのです。

具体的なトークを決めてから営業研修でヒアリングを教えていかなければ意味がありません。

POINT・ヒアリングのトーク内容を営業マンに任せてはいけない
・現場で使えないトークを作っても意味がない

 

ヒアリングの練習をロープレに組み込む

現場で使えるトーク内容を覚えたら次は実際のおきゃう様を想定しながらヒアリングのロープレを実施していきます。ここで聞き手がヒアリングに対して答えやすく聞けているかどうかをしっかりと採点していきながらロールプレイングを進めていきます。

 

ヒアリングロープレの評価項目
・ヒアリング内容に抜け漏れは無いか
・お客様が答えやすい聞き方ができているか
・内容を理解をしながらヒアリングできているか

 
など、お客様視点で失礼のないヒアリングトークができているのかをロープレで評価していきます。特に陥りがちな失敗は「尋問型のヒアリング」です。スムーズな接続詞でのヒアリングができていないとお客様は尋問を受けているような感覚になり営業をスムーズに進行することができなくなってしまいます。尋問型にならずにスムーズなヒアリングができるようになるまでロープレを徹底していきましょう。

POINT尋問にならないように接続部分をしっかりと気を付けて練習

 

ヒアリングをどう提案に繋げていくのか(事例をまとめる)

お客様の情報をしっかりとヒアリングしても、全く提案に結びつけることができていない組織が多くあります。このような組織では一部の熟練した営業マンだけがヒアリング内容を提案に繋げておりその他の営業マンはできていないケースがとても多いです。

この状況を解決するためにはヒアリングの情報を営業い繋げる具体的な事例」を作成して、研修で伝えていくことが有効です。

 

○○にお困りお客様に△△の提案をしたところ□□の反応を頂き受注することができました

 
など、の具体的な事例を数多く作り込んでいくことが大切です。「ヒアリングした情報をもっと提案に盛り込め!」と口だけで言われてもピンとこないのです。この事例を数多く作りしっかりと教育ができている組織のヒアリング能力が伸びることはいうまでもありません。
 

POINTヒアリング内容を提案に繋げる事例をつくりこむ

 

営業研修でヒアリング能力を伸ばす【まとめ】

ヒアリングができない理由は「ヒアリングの内容や提案へのつなげ方が明確に決まっていない」ことにあります。営業研修を実施する前にヒアリングのベストプラクティスをしっかりと社内で作り込みその内容を研修で教えていくことが大切です。

「もっとヒアリングしろ!」と口だけで怒鳴る組織のヒアリング能力は一生向上しないのです。以下に改めてポイントをまとめます。
 

・ヒアリングで聞くべき項目を整理する
・スムーズにヒアリングできるトークを開発する
・ヒアリングのロープレイングを実施する
・聞いた情報を提案に繋げる方法を教育する

 
ヒアリングはお客様から契約をいただくためだけではなく何よりお客様満足度を向上できる貴重な情報を聞くことができる機会です。「お客様の本質的な満足度の向上」を目的にしっかりとヒアリングを科学して教育していきましょう。

組織力診断で
組織の課題が分かります

  • 経営理念が浸透してない
  • 売上が上がらない
  • 営業力が弱い
  • 約束事が徹底できない
  • 新規事業が立ち上がらない
  • 見込客の集客ができていない
  • 教育が一貫していない
  • トップが常に悩んでいる
  • 任せられない風土
  • 優秀な部下がいない
  • マネージャーが不足している
  • 役職者が増えすぎている
  • コミニケーション力が低い
  • 全体的にモチベーションが低い
  • ヒアリングができてない
  • 社長が自分らしくいれていない
  • メンバーの愚痴が多い
  • 打ち手がいつも中途半端
  • ひとのせいにする文化
  • 管理と営業が対立している
  • 営業力の個人差が激しい
  • 情報共有がされていない
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  • 売上が上がらない
  • 営業力が弱い
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